前回、海外でスマホを経由してのネットの使用法について、SIMロック解除というのとルーターレンタルというのがあるということについて書いてみた。
今回は、それぞれのメリットとデメリットを書いてみる。
SIMロック解除
まずSIMロック解除。
SIMロック解除なら、ルーターを持ち歩かなくていいので身軽だ。
SIMカードさえ手に入れられれば、日本で使うのと同じようにスマホを利用できる。
ただし、テザリングしない限り、複数端末では使えない。
中国とスリランカへ行った時、前日までどうしようか悩んだが、
「もしSIMカードが売っていなかったらどうしよう」
というのと、
友人がSIMロック解除してもらったところ、
「携帯が異常発熱するという事故に見舞われた」
ということがあったので見合わせた。
なお、DoCoMoの注意書きを読んでみると、(たぶん)海外のSIMカードを入れた際に動作しないことに関しては保証しないけど、SIMロック解除後も解除前と同様の補償を受けられるようだ。
念のためドコモショップの店員に、
「SIMロック解除後、DoCoMoのSIMカードを入れて動作しなかった場合は保証対象になるのか」
と聞いてみたところ、
「はい、そう思います」
と、とてつもなく曖昧な回答が返ってきた。
が、友人はちゃんと無償修理してもらえたので、(おそらく)保証対象なのだろう。
SIMロックにかかる国内での手数料約3,000円以外に現地でのSIMカード購入価格がかかることを頭に入れて置かなければならないが、SIMカードは意外と安い。
国やキャリアによっても変化するので一概なことは言えないが、レンタルルーターよりは安い。
ポケットwi-fi(ルーター)レンタル
一方のルーターレンタルはどうだろうか。
ポケットwi-fiは、レンタル会社にもよるが、複数端末の接続を許可している場合が多い。
なので、複数人数で海外へ行った時でも、集団行動をしている限り、不自由なくネットを使える。
今回の中国・スリランカ旅行では、友人の、
「携帯が異常発熱した」
ということがあったので、ルーターをレンタルすることにした。
利用したのは、ワイホー(Wi-Ho!)という会社。
今まではグローバルWi-fiという会社を利用していたのだけど、スリランカのルーターが足りないということだったので、はじめてワイホーを利用した。
ルーターレンタルは高い!
価格は1日あたり1,980円。
加えて保証とか予備バッテリーとかを合わせると、なんだかんだ12日間で30,000円にもなってしまった。
あとで思えば、保証は海外旅行保険でまかなえたような気もしなくもない…。
キャリアのデータローミングが1日2,980円であることを考えるともったいない。
さらに言えば、SIMロック解除をすれば、10,000円以下ですんだだろうから、さらにもったいない。
結論から言うと、SIMロックに限る。
今度からは、SIMロック解除する。
追記
SIMロック解除してもらったのに、結局海外では動作しなかった。残念。
SIMロック解除したDoCoMoの端末が海外で動作しなかった時の話はこちら。