DoCoMoでSIMロック解除してもらった端末が海外で動作しなかった

スマホ

先日、ドコモショップにて携帯端末のSIMロックを解除してもらった。
つまり、SIMフリーの状態。この状態で海外へ行ってきた。

SIMロック解除にあたって

以前ちらっと触れた通り、SIMロックを解除しても、従前どおりDoCoMoのサポートは受けられる。
ドコモショップの店員が、
「サポートは従来通り受けられる(と思います)」
と、答えてくれた。
なんともあやふやな返事だが、ネットで調べると、サポートを受けられることは間違いないようなので、SIMロック解除してもらった

ただし、他社のSIMカードが正常に動作するかは保証範囲外とのこと。

海外(台湾)のSIMカードを挿してみる

SIMフリーは手続きが煩雑

そしてSIMフリーの状態で台湾へ。
台湾には、いたる所に携帯電話屋があり、SIMカードを売っている。
その中の一つに入って、SIMカードを購入。
英語は一応通じた。

まずはパスポートと免許証の提示。
SIMカードが不正に利用されると犯罪の温床となるので、パスポートの提示は必須だ。
加えて、日本のIDも必要となった。
IDには免許証を提示したが、コピーまでとられた。

SIMカードを挿してみる

手続きを終え、SIMカードを差して見る。
カードは挿すだけでは動作しない。
設定が必要。
全部携帯電話会社の受付の子がやってくれた。

が、動作しない。
カードを抜き差ししたり、電源を入れなおしたりしても動作しない。
なんとか通話のみは動作するようになったが、通信が動作しない。
通話なんてなくてもいいから、データだけでも動作すればいいのに。

で、30分ほど粘った挙句、
「This SIM card doesn’t work, because it’s DoCoMo.」
と言われてしまった。

日本のドコモショップでは動作すると言われたとかいろいろ行ったが、動作しないものは動作しない。
結局諦めた。

幸いなことに、料金のNT$500はすべて返ってきた。
それはそれでよかったが、そのSIMカードを第三者が使ったらどうなるのだろう?
自分のところに通報が来るのだろうか?

別の会社へ行ってみる

他の会社へ行ってみた。
こちらは先程よりさらに英語がスムーズに通じる。
そしたら、
「日本人がここへよく来るけど、うまく動作しない場合が多い。その携帯はほんとにSIMフリーか?」
と聞かれた。
ちゃんとSIMロック解除はしてあったが、やはり不安だ。

「もし動作しなかったら返金してもらえるか?」
と聞いたら、
「返金はできない」
とのこと。

なので諦めた。

結論

やはりDoCoMoの端末をSIM解除する場合は自己責任だ。
今回はちゃんと動作しなかった。
もちろん他の国へ行っても、動作する見込みはない。
こんどからはやはり、ポケットWiFiをレンタルしよう。
それか、本当にSIMフリーの端末を買おう。