ジャーマンライスという謎のご飯を食べた

昼ご飯になじみの中華料理店へ行こうとしたら、臨時休業中だった。第二候補もいっぱいだったので、通りがかりに見つけた洋食屋へ行ってきた。そこで食べたのがジャーマンライス。

その洋食屋は、カレーとスパゲティーがメイン料理。だが、おすすめメニューのところに、ジャーマンライスなるものがあったので注文。ドイツではご飯を食べるという習慣はなさそうだが、いったいどんなものなのだろうか…。

ジャーマンライスとは

ジャーマンライスがどんなものかを言葉で説明するのは難しい。一番下にライスがあり、その上にスライスしたタマネギがほんの少し入っている。そしてその上に薄焼き卵、そして、ソースとトンカツが乗っている。

ぱっと見はカツカレーに近いが、ソースの色が若干薄い。このソースの味が謎だ。ソースを見た感じだと、マッシュルームとスライスしたソーセージが入っている。ハヤシライスのような味がしなくもないが、ソーセージの自己主張が非常に強い。

ジャーマンライスとドイツの関係

ジャーマンライスの見た目は、色が薄い以外は日本のカレーライスに非常に近い。トンカツをトッピングしたので、まさにカツカレーだ。見た目から判断するに、ドイツとの関係は全くなさそう。

もしかしたら、明治時代にドイツ人シェフが考案したとか、ドイツに留学した日本人がアレンジしたとか、そんな説でもあるのだろうか。

まあ、この店以外で今までジャーマンライスを食べたことないので、たぶん深い歴史はないだろう。

ジャーマンライスの味

さて、味はどうだろうか。上に書いたようにソーセージの主張が強い。確証はないが、食べた感じはシャウエッセンっぽい。マッシュルームは、缶詰に違いないのだが、しっかり味がする。見た目では確認できなかったが、チーズかクリームの味がしなくもない。

トータルで言うと、いろんなもの主張が強いものが混ざって、非常に複雑な味となっている。

でも、正直、この組み合わせはないかも。とにかくどれも味が強すぎ。ぐちゃまぜ感が強すぎる。、素材をたくさん組み合わせればいい味が出ると言うものではない。

ジャーマンライス、リピートなしだなと思った。