日本を大騒がせしただけにとどまらず、世界各国、ビルボードにまで掲載されたSMAP解散騒動。
解散せずによかったと思っている人の中にも違和感を感じた人が多いのではなかろうか、と思った。
SMAPは謝罪する必要があったのだろうか?
中居正広、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾のメンバー4人がかわいそうだ。
人気グループだから、お騒がせしたと謝罪するのはわかる。
でも、もしテレビを通じてファン(国民?)に謝罪するんだったら、管理者のジャニー喜多川とその姉のメリー喜多川も、会社の代表者として謝罪すべきなのではなかろうか。
もし会社が賞味期限切れの食品を横流ししていたとして、担当者のみが記者会見で謝罪して、代表者が謝罪しないとしたら、あまりにもおかしいのではなかろうか。
と考えると、むしろ、SMAPは謝罪せずに、ジャニー喜多川とメリー喜多川が、記者会見するなり何なりすべきだったのではなかろうか。
あの記者会見は、経営陣の見せしめだったとも見て取れる。
いわば、退職しようとした社員に対するパワハラだ。
中居と草彅のスマスマでのせりふ、
「今回、ジャニー(喜多川)さんに謝る機会を木村君が作ってくれて、今僕らはここに立てています」
なんなん?
木村くん1人がHERO?(笑)
と思ったら、一部報道で、
「木村のおかげと入れろ」という内容の指示がジャニーズ事務所からあったという報道まで!
どこまでパワハラ!!!
憲法では職業選択の自由が保障されている
中学校で習ったように、憲法では職業選択の自由が保障されている。
日本国憲法 第二十二条
「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」
条文を読めばわかるように、
SMAPメンバー4人の独立を圧力を持って阻止しようとしたジャニーズ事務所の経営陣は、憲法違反とすら言えると個人的には思う。
経営面でもジャニーズ事務所は失格
そもそも、80代以上の老人が家族経営しているワンマン企業に、コンプライアンスを求めるのは難しいかもしれないが…。
老害以外の何物でもない。
そして80代になった今も次世代に道を譲らず君臨している姿は実にみっともない。
経営的に言っても、次世代が育たないので、苦しかろう。
ジャニー喜多川とメリー喜多川がいなくなったあとは、ジャニーズ事務所に再び激震が走るかもしれない。
とは言え、
「憎まれっ子世にはばかる」
老害の人生も長いかもしれない(笑)。
その間、傍流にいなければならないであろうSMAPがかわいそうだ。
草なぎの「なぎ」は弓へんに剪にしないと読めない?