ネコが嫌いということを告白するのにためらいがある

ネコが苦手なのです。僕だけでなく家族もネコが嫌いだ。

小さい頃祖母宅へ行ったら、猫が家の下で赤ちゃんを産んだから捨ててきてほしいと頼まれたことがある。

猫を嫌いになったのはそれ以来かもしれない。

祖母はもちろん、母もネコが嫌いだ。猫が発する独特のにおいが嫌いなのだという。あれはおそらく屎尿の臭いだと思う。

僕もあのにおいが大嫌いだ。我が家の縁側はどうやら猫のたまり場になっているようで、猫の尿と思われるシミがあり、猫の毛が落ちている。

ガーデニングDIYをするためのお気に入りの材木置き場も恰好の猫の休憩所になっているようで、すごい鳴き声で猫が争っている音が聞こえてきたことがある。

おまけに、家庭菜園も荒らされる。しかも、丁寧に作った、作りたての畝に限って荒らされるからたまったもんじゃない。

ちょっと威嚇するぐらいだと数メートルだけ移動してまた様子をうかがうぐらいにしか逃げないから、これもまたムカつく。

ところで、猫と入力したら、(=^..^=)ミャーと予測変換で出てきた。これもまたムカつく。

周りに猫派が多い件

というぐらいに猫嫌いなのだけど、なぜか周りは猫派が多いようだ。

Facebookを見ていると、頻繁に

「猫のかわいい行動10選」とか、 「見ているだけで癒される猫の動画」とかがシェアされたりいいねされたりしている。

おまけに、50を過ぎたおっさんまでネコ語で書き込みしているものだから頭が痛い。

こちらとしては、そんなニュースフィードをを見るのもイヤなのだけど、今のところFacebookには特定の記事(猫関連の記事)だけ非表示にする機能なんてないし、ネコ好きの人の投稿すべてを見えないようにするわけにはいかない。

ネコ嫌いと言ってはいけない

ここまでは100歩譲ろう。厄介なのは、そネコ好きな人たちの前で思わずネコ嫌いと口走ってしまわないかということだ。

以前、犬嫌いの人が犬好きの人に犬が苦手と言って気まずい雰囲気になったのを見たことがある。

ということで、ネコ嫌いにはなかなか住みにくい世の中だ。